ツーリングライダーとしてバイクを楽しみ、バイク屋として蓄積した独自のノウハウを活かして、工業製品もしくは物流商品として扱われているバイクを、価値ある「趣味の道具」として楽しむために、ノースウイングJCというバイク屋の拘りと独りのツーリングライダーの目線から感じたことや思うことを綴ります。

CBR250Rでキャンプツーリングを楽しむ

速さより心地良さで走り続ける楽しさは、CBR250Rから始まった。

 

バイクに乗るには猛暑が続き厳しい季節だが、早朝の時間帯を選べば気持ち良く楽しむ事が出来るから、早朝よりいつものキャンプ場へ向けてCBR250Rを駆って出掛けた。

 

早朝の長良川.jpg

 

北海道、九州とCBR250Rでツーリングを楽しみ、小排気量ではあるが、飽きる事のない面白さのあるバイクであることを知った。バイク屋がツーリングライダーとして実体験することは、より楽しむ為のアドバイスやバイクのメンテナンスやモディファイ等の提案には不可欠であると常々思っている。

 

速さより心地良さ.jpg

 

CBR250Rの欠点は積載力がまったくない事だろう。名前もCBRと走りを強調しているようだが、少し観点を変えればスポーツツアラーとしても楽しめる資質があることに気づくのだが、ネーミングなどによる先入観や走りを強調するイベントなどによりある部分に特化したイメージが強すぎるのは残念なことだ。

 

スポーツモデルはサーキットを連想させるレーシーなイメージも必要だろうが、シティーランからツーリングまで楽しめる提案が出来れば、一般ユーザーの捉え方も大きく変わり、楽しみ方の選択肢が広がると思う。

バイクは全般に何かに特化したイメージを訴求する傾向にあると思うが、自動車のHONDA はN‐OneやN‐Boxをはじめ、実用やレジャーなど、用途や楽しみ方の選択肢に拡がりのあるイメージを上手く伝えていると思える。

 

併し、外国メーカーの中には日本の道路事情やフィールドに於いての用途では疑問に思えるイメージや、ハイメカ満載で不可能を可能にするような万能マシンのイメージで、購買意欲をそそる事は実に巧く展開していると思う。

 

総てを使い切ることの出来ない大排気量の場合、ゆとりも有り刹那的には満足できるところもあるが、日本の道路事情では持て余し気味となり、操作も単調となり何か物足らなさを感じてしまうこともある。但し、タンデムでのロングツーリングとなると大排気量の大型バイクは抜群の積載力、安定感などの魅力もあり用途によっては迷うところであるが、飽きる事のない面白みが不可欠である。

 

エクスプローラー.jpg

 

ロングツーリングをCBR250Rで楽しみ、過去のHONDAシングル250とは別物であることを知り、ストレス無く総てを使い切って楽しめて、飽きる事なく走り続ける面白さを実感したことにより、速さより心地良さで走り続ける楽しさというNWJC独自の提案は、CBR250Rでのロングツーリングがキッカケになったように思う。

 

田園風景とトラクター.jpg

 

一般道に於いて小排気量の方が、トップスピードこそ知れているが、全てを使い切っての操る面白さや走り続ける楽しさは濃厚であるように思う今日この頃である。

 


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