ツーリングライダーとしてバイクを楽しみ、バイク屋として蓄積した独自のノウハウを活かして、工業製品もしくは物流商品として扱われているバイクを、価値ある「趣味の道具」として楽しむために、ノースウイングJCというバイク屋の拘りと独りのツーリングライダーの目線から感じたことや思うことを綴ります。

バイク屋のバイクライフ 2016 10月

今年の前半は雑用に追われ続けて気ままにバイクを楽しむこともできなかったが、少しずつ時間に余裕ができてきたから、9月中旬にはお気に入りルートで山口県までBMW R100RSを駆って一走り。

10月の初めは、スクランブラーに乗るバイク屋のオヤジたちとキャンプツーリングに出かけて、中旬はBMW R100RTで久々にタンデムしてチョイ乗りを楽しみ、月末は山梨の哲也がCB1100でフラリと遊びにきたから、翌日はVTRを駆って哲也を送りがてら諏訪湖までツーリングを楽しんできた。

今年もあと二か月を残すだけとなったが、9月後半からはバイク三昧の日々を取り戻し始めたようだから、少し寒くなってきたがキャンプツーリングにも出かけたいと思う今日この頃である。

スクランブラーを楽しむバイク屋のオヤジたちとキャンプツーリング

9月2・3日は、トライアンフ空冷モダンクラシックNWJC2014仕様のスクランブラーを楽しむバイク屋のオヤジたちとキャンプに出かけた。

キャンプ

Newモデルの水冷モダンクラシックが発表されてストリート ツインの試乗車が準備できたころ、今回のキャンプに参加したバイク屋の乳深さんと小藤さんが早々と試乗にやってきて、試乗後の感想は簡潔だった。

外観はクラシック風だが、ライドバイワイヤーにABSやトラクションコントロールなどコンピュータ制御を満載した最新のデジタル バイクへと大きく様変わりしたから、空冷モダンクラシックのNWJC2014仕様のほうが、バイクとしての面白みがあり断然楽しめるとのことだった。

峠

今回のキャンプでは、ボンネが復刻して以来バイク乗りとして空冷モダンクラシックを楽しんだ16年間を振り返り、NWJC2014仕様へと深化した経緯や空冷モダンクラシックの価値観など、ボンネやスクランブラーがお気に入りのバイク屋North Wing JCのオヤジとしての思いを伝えることにもなった。

キャンプの夜

バイク業界は少子高齢化などにより市場が縮小し続けて、バイク屋の商売からバイクビジネスへと大きく様変わりし始めたことなど、バイク屋のオヤジたちの思いや本音なども語り、いつもとは異なるキャンプの夜を過ごすこととなった。

今年の初めにカブ110NWJCコンプリートで四国へキャンプツーリングに出かけたBSKの小藤さんは、キャンプ場で強風にあおられて折れたタープのポールを強化してスペースを大きく取れるよう、いつものメンバーと同じ仕様にバージョンアップしたタープを使っていた。

→BSK小藤さんのブログ『スクランブラーとバイク屋のおやじ3人でキャンプへ その1』

久々にキャンプを一緒にするRBRの乳深さんは、タープを新調して快適空間をバージョンアップしていた。

→RBRの乳深さんのブログ『トライアンフ・スクランブラーNWJC2014仕様3台で行くキャンプツーリング 「その1」』

バイク屋も同様で、バイク乗りとしてより楽しむための創意工夫と、試行錯誤による無駄となったことからも多くを得ることができるが、バイクをバイク乗りとして楽しむことのないバイクビジネスでは解らないことだろう。

BMW R100RTをタンデムでチョイ乗り

春の水田風景と秋の紅葉を眺めながら楽しむのがタンデム ツーリングの定番だが、今年は雑用に追われて日程が合わず、お気に入りの水田風景をソロにてBMW R100RSで楽しんできた。

R100RS

久々にタンデムで出かける時間ができたから、紅葉には少し早いが刈り入れの終わった田園風景などをR100RTで楽しむことにした。

Gold Wingの取り回しが重いと感じることがあるから、これからはR100RTがタンデムの定番となるのでは、と内心思い始めているがいつまでタンデム ツーリングを気負うことなく楽しめるのだろうか・・・。

タンデム

パセンジャー曰く、Gold Wingはすべてに快適だが、R100RTは程よい緊張感とOHVのおおらかさが心地よいとのこと。また、パセンジャーのOHVでのリアシート歴は長く、R80GSも所有していたころ北海道をタンデム ツーリングして林道の峠越えなども楽しんだことがあり、感覚的にもOHVのBMWとは相性が良いようだ。

羽島ICまで暖機運転を兼ねてノンビリと走らせたR100RTは高速道に入り徐々にスピードを上げると、いつもと変わらない、おおらかな感覚と心地よい走りで楽しませてくれる。

高速道

低速から高速までタンデムで心地よい走りを楽しめるのは、エンジンのコンディションは勿論のこと、シートレールからトップケースの装備に至るまでタンデム専用にモディファイを施し、タンデム用にセッティング変更したサスペンションやコントロール性と制動力の高いブレーキローターも心地よい走りに一役買っている。

ブレーキローター

高速道を一走りして九十九折れの峠道から中高速のワインディングまで、大らかな心地よい走りのR100RTを久々にタンデムで満喫することができた。

一走りしたR100RTは、人っ子一人いない海沿いでしばし休憩。

R100RTを眺めながらぼんやりと思ったことだが、生活必需品としての車であれば、古くなったものよりは新しいほうが燃費や快適性などいろいろな面で良いと思うのは当然だろう。

海辺

しかし、バイクの場合は古くなって各部が劣化や消耗していることが判っていても、使い慣れた旧式のバイクが良く思えるのは愛着だけだろうか・・・。

最新のコンピュータ制御による電気式と従来の機械式では感覚的な違いも大きいが、バイクライフに於いては、失いたくないものがその他にもあるのでは・・・。

VTRで諏訪湖まで

CB1100に乗る哲也とキャンプへ出かける相談をしていたが、哲也の体調が悪く天候も芳しくなかったから延び延びとなっていた。しかし、アメリカへ行った末娘が一時帰国した途端に体調が回復。子煩悩な父親の典型のような哲也がCB1100でフラリと岐阜へやってきた。

翌日は早朝から走る予定だったが「寒いよな〜8時ころから走ろうか」と寒さが身に染みるおっさんの会話。

CB1100とVTRの2台は、各務原ICから中津川ICまで中央道を走り、R19からR361の権兵衛トンネルを経由したのち県道を走りつないで諏訪湖を目指した。

諏訪湖

哲也と別れてからの帰路ではVTRを存分に走らせた。峠道ではアクセルを大きく開けてレッドゾーンまで回転を上げることも250クラスならではのこと。Vツインエンジンの気持ち良い吹き上がりと、コンパクトな車格による軽快な走りを楽しんできた。

ダウンサイジングならではの扱える車格と使い切れる排気量だから操る面白さを楽しめるのだが、スタンダード状態のVTRでは足回りやブレーキなどに違和感があり、とてもそんな気にはなれないのが現実である。

りんご

随分前のことだが、BMW R1150RTからNC700Xに乗り換えたと云われる方が来店されて、試乗車のNC700Xを前に「NC700Xはシックリこなかった」と違和感があり楽しめなかった事を伺ったことがある。

VTR-FやNC700Xのスタンダードでも実体験したが、足回りは初心者を前提に設定してあるのか、コストダウンによることが原因なのか、その違和感は時間と共に大きくなり心地よく走れないことは理解できる。

違和感が大きくなる車両に乗り慣れることは難儀なことだから、長年バイクを楽しんできたベテランライダーから見れば、そのような車両に乗り続けることは苦痛か不満になってくるのがごく自然であろう。

VTRやNC700Xのスタンダード状態では「シックリこない」の言葉が当てはまる違和感もあるが、バイクに乗らないShopでは「こんなものでは・・・」と扱われるのは致し方ないことでは・・・。

バイク屋North Wing JCのバイク乗りとしての実体験に基づいてモディファイしたNWJCパッケージのVTRやNC700Xであれば、何ら違和感もなく速さより心地よさで楽しめることが実感できるだろう。

夕日

シングルエンジンのCBR250Rが発売されて250クラスでのロングツーリングも楽しいのでは、と北海道や九州などへツーリングに出かけて、インジェクション化された昨今の250なら気温や気圧の影響を受けることもなく、大きくて重いビッグバイクよりも気軽にロングツーリングを楽しめることがバイク乗りとして実感できた。

その後、VツインのVTR-Fを足回りから積載性・ハンドルポジションなどを見直して、スラクストン900の里見君とNC750Xの小藤さん達と共に北海道ツーリングを楽しんできた。

→バイク屋の備忘録『VTR-Fで行く北海道 その1

それ以来、VTR-Fは大型バイクと比べてもなんら遜色なくロングツーリングを楽しめることが実感できたから、ロードモデルでダウンサイジングしてツーリングを楽しむなら、足回りや積載性などを見直したNWJCパッケージのVTRであればロングツーリングを心地よく楽しめると自負している。

夕焼け

諏訪湖までのツーリングは、NWJCパッケージVTRの面白さと、ダウンサイジングによる扱いきれる車格と使い切れる排気量の楽しさを再確認するツーリングとなった次第である。



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