ツーリングライダーとしてバイクを楽しみ、バイク屋として蓄積した独自のノウハウを活かして、工業製品もしくは物流商品として扱われているバイクを、価値ある「趣味の道具」として楽しむために、ノースウイングJCというバイク屋の拘りと独りのツーリングライダーの目線から感じたことや思うことを綴ります。

トライアンフ タイガー800で久々の東北ツーリング

ナラシが終わったタイガーの各部をチェックし終えて、岐阜を夕方5時に出発して北陸道経由で新潟港へ10時10分着、翌朝秋田港より十和田湖を目指す。目的は式典への参列でしたから知人と十和田神社で10時に待ち合わせ、11時からの式典に参列し、3時過ぎに知人や先輩方と別れて十和田湖を後に岐阜を目指すというスケジュールでした。

十和田湖.jpg


今回は時間に追われながらでしたが、10年ほど前から乗り始めた、トライアンフ ボンネビルを駆って「前九年後三年の役」などの遺跡を何年かにわたり訪ね歩いた東北を、久々にトライアンフNew タイガー800で駆ける事が出来て道中は楽しいツーリングとなりました。

環状列石.jpg ボンネビル T100.jpg

工業製品からツーリングの道具へと生まれ変わる。

トライアンフ タイガー800での長距離は、時間にゆとりが無く、目的地が遠く、でも・・・という欲張りツーリングには最適であるということを久々に乗るデュアルパーパスで実感しました。タイガー800は予想以上に軽量であることが、車両に馴染む時間を必要とせず、あらゆる面で今後が楽しみです。

最新のハイメカ満載のバイクとは異なり、バイクとの一体感がわかりやすく、何ら違和感がなかったことが何よりも好感がもてる。エンジンのばらつきに足回りのリンクやサス渋さなど、初期のアタリの渋さを初期のナラシ終了後、各部を点検して丁寧なメンテナンスを施し、好みのセッティング等を加えることにより、靭さと滑らかさが顔を出し始め、工業製品から欲張りツーリングの為の魅力的な道具として生まれ変わります。

コンパクトなサイズでトリプルのエンジン特性、ミッションレシオなど、どれをとってみても極上です。日本の道を楽しむには最適な一台だと思うし、時間に追われながら欲張りに楽しみたい人には絶対お勧めの1台です。

フェリー.jpg



タイガーは、トリプル(3気筒)独特の二つの顔をもつエンジン特性です。

今回、1,500Kmほどを走ってきたが高速から一般道まですべてに心地よく、Triumph Tiger800のエンジン特性は、低速域でツインエンジンの様に粘り力強く、中速から高速域ではまるで4気筒のように滑らかに吹きあがり高速巡航時には驚くほどエンジン音は静かだが、マルチエンジンにありがちな、知らず知らずのうちに車速が上がってしまうこともないのもトリプルの特性のように思える。このような面をいくつか持ち合わせているのも魅力的なことだと思う。

併し、コンディションを整えていないエンジンではギクシャクしたり谷があったりして、この心地よさは絶対に味わえない。

タイガー800 エンジンメンテナンスについて



道を選ばないタイガーは、高速走行でもフェアリング効果が高い。

Triumph Tiger800のポジションは他のデュアルパーパス同様に視界が広く、高速道路などの移動でも楽なポジションのままでかなりフェアリング効果が高く、風圧による疲労が少ないので高速道路等では楽に距離と時間を稼げる。最近のデュアルパーパスやツアラーはフェアリング効果も高いが相対的に常用速度域が高い機種もあり、高速道路上では乗用車感覚となり、ハイメカが満載であればバイクとしての魅力は半減してしまう。移動の手段としての乗り物ならバイクより車のほうがはるかに便利だし楽だと思う。併し楽しみ方は十人十色で其々のバイクライフを楽しんでもらいたい。

近日中にタイガー800で林道へ行こうと思っている。タイガー800XCの21インチの本格的なオフ仕様と一緒に比較しながら走りに行くことを予定しています。19インチのキャストホイールではどんな感じになるだろう。フラットダートなら何ら問題はないと思うが自由度を高くして楽しめる一台に仕上げるためにも、色々な事を林道で確認したいと思う。好みの21インチからあえてキャストの19インチにしたのは、ツーリングバイクとして自由度を試してみたいという思いからでもあります。


タイガーのポジションは?

トライアンフ タイガー800のハンドルポジションはほぼ良好であると思うが、20mmのライザーを入れて少しハンドルを手前に移動してより楽なポジションを得た。ハンドルとステップ、シートの着座位置の三角バランスも良好。

ライザー.jpg


足付きのみを意識してシートを下げればステップとの距離が近くなり、長距離時にはヒザが窮屈になりハンドルも遠くなりバランスが悪くなる場合もあるのでポジションについては慎重に検討することが必要だと思う。またオフに入る事を考えると座面を低くすればするほど腰の位置がハンドルから遠くなり乗り難くなる欠点がある。ちなみにF800GSの場合ハイシートのほうが林道では身体の自由度が有りライディングしやすかったと思う。



タイガー800のファイナルレシオとミッションレシオはGood!!

輸入車は日本的な使い方には不向きな点が多く有ると思う。例えばファイナルレシオなどは日本的にセッティングに変更することが必要だと思う。

併しタイガー800の場合一般公道において大型トラックの後ろを走るような状況でも常用速度域におけるファイナルレシオの守備範囲がとても広く、心地よく楽しめる。トリプル(3気筒)独特のエンジン特性に加えて、ファイナルやミッションのレシオがとても良いところに設定されているのはトライアンフ タイガー800が、日本とよく似た島国のイギリス製ということだろうか?
エンジンコンデションがサスペンションをはじめファイナルレシオやミッションレシオに関連して210Kgの車体を安定させ軽快感を生み出し、乗りやすさに大きく影響していることは言うまでも無い。


国道で59km.jpg




EPL PL500効果が出始めた。


タイガー800の試乗車も、エンジンオイルにはEPLのPL500を全容量の3%を入れて使っている。岐阜に向かって走っている道中、途中からシフトがとても滑らかにカチ、カチとタッチがソフトになりアタリが出始めたようだ。エンジン音はとても静かになり、吸入音と排気音が心地よい。ボンネやスクランブラーにもEPL PL500を使っているが、Newタイガー800でもやはりPL500の効果が顕著になってきたようだ。

originaloil_epl.jpg



フロントフェンダーのエクステンダー

フェンダーのエクステンダーは、タイガー800のフェンダーの後ろ側に取り付けてエンジンへの泥はねを軽減してくれるパーツで955iのタイガーにはOP設定されていたパーツですが、タイガー800では設定されていません。このパーツは、トライアンフ大好き人間の「rbr」の乳深さんが見つけてくれた。

フェンダーエクステンダー.jpg


リアハガー

チエーンカバー一体型のリアハガーは、リアー周りの汚れが多少治まり、チェーンの汚れが飛び散らずオン主体で使うにはお勧めアイテムですが、林道では、取り付けには少し不安なところもあるが多少の対策をしてどのような結果が出るか装着したまま使ってみようと思う。

リアハガー.jpg


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