ツーリングライダーとしてバイクを楽しみ、バイク屋として蓄積した独自のノウハウを活かして、工業製品もしくは物流商品として扱われているバイクを、価値ある「趣味の道具」として楽しむために、ノースウイングJCというバイク屋の拘りと独りのツーリングライダーの目線から感じたことや思うことを綴ります。

スクランブラーを楽しむ 日本武尊 滋賀編

「古代への道」日本武尊伝説を訪ねる。滋賀編


岐阜県関ケ原にある玉倉部の清水「居寤の清水」を訪ねたとき、滋賀県米原市醒ケ居にも「居寤の清水」があり他にも日本武尊ゆかりの伝承地もあり、大津には景行天皇肝煎りの建部大社もあるので、琵琶湖を一周しながら近々訪ねてみたい旨をいつものツーリング仲間に伝えていたら、土曜日の夕方に急遽話がまとまり一緒にでかけることとなった。


琵琶湖の一周は雪など道路状況もあり次回となったが、滋賀県内に伝わる日本武尊ゆかりの地を数ヶ所訪ねながら大津の建部大社まで琵琶湖の東側を下る事にした。


ルート2.jpg


距離的には往復で250Km前後なのでCub110Proで出掛けようかとも思ったが、雪が降り始めるころからBigに乗る回数が極端に減り始めて、北店の細川君からの依頼によりCub110Proを仕上げることも重なり、スクランブラーやT100は、しばらくの間ご無沙汰だったので無性に乗りたくてスクランブラーで出掛ける事にした。


寒さはそれなりに防寒を施せば何とかなるが、問題はこの季節、道に撒かれる塩カルなど凍結防止剤が車体の奥深くに入り込みサビの素?となるのが苦になり、乗らなくなるのが実情でもある。


大垣市を過ぎて関ケ原から不破の関へ進むと雪は激しくなり、ヘルメットのシールドにワイパーがほしいと思うくらい雪が降っていたが、エンジンの鼓動感は相変わらず心地よく、タイヤの接地感もあり安定したスクランブラーの走りは、暫く乗っていなかったが何ら違和感も無く、一体感と云うのか妙にシックリとくる感じに安堵した。


居醒の清水  米原市醒ヶ井


日本書記には、『故(かれ)、其の泉を号(なづ)けて、居醒泉(ゐさめがゐ)と曰(い)ふ。』とあり、醒ヶ井の地は日本武尊に由来する。

岐阜から米原方面へ向かうR21号沿いにあるJR醒ヶ井駅の信号を左折すると、賀茂神社の前にでる。鳥居の下あたりから居醒の清水は湧き出ているということだが、とても綺麗な流れの川があった。


日本武尊像.jpg


道幅も狭く静かな街並みでは、車の駐車スペースも無かったがバイクならではの利点で道端にバイクを止めることができた。


加茂神社前.jpg


山田神社  彦根市宮田 


雪は激しく降っていたが、琵琶湖の湖岸に位置する礒崎神社を目指す途中で、日本武尊など皇族の尊崇厚き神社であると云われる彦根市宮田の山田神社にも立ち寄った。


山田神社.jpg 山田神社由緒.jpg


山田神社から礒崎神社へは地図で見ると僅かで、とりあえず適当に、田んぼの中を通る道や川の側のジャリ道などを走り抜けて、米原市の礒崎神社を目指した。


礒崎神社  米原市 磯


琵琶湖と並んで県道2号が走る脇にある礒崎神社の入り口は、車止めが在り駐車場も見当たらないしバイクを停めることを躊躇したが、入り口脇の道端に停めさせてもらった。醒ヶ井の賀茂神社同様にバイクならではと思うが、車では躊躇してしまう。


礒崎神社.jpg


礒崎神社の由緒略記には、日本武尊がこの地で崩じ給うとある・・・。伊吹山から醒ヶ井を経て礒は道筋としたは納得できるところもあるし・・・・などと想像力を膨らませる楽しさもある。


礒崎神社由緒2.jpg 礒崎神社由緒1.jpg


湖岸の道に雪積は無かったが、雪もチラついていたのでペースを抑える意味でも、交通量の多い国道8号へ出て近江八幡の老蘇の森にある奥石神社を目指した。Cub110で来ても良かったかなと思えるほど、米原から南に向かう8号線はどこでも渋滞というかのんびりとした流れは変わらない。併し、コンディションの整ったスクランブラーは低速で走る事にもストレスが無く楽しめる。


老蘇の森  近江八幡市安土町


奥石神社のある老蘇の森は、日本武尊が相模から上総へ走水の海を渡ろうとされたとき海が荒れた。其のとき危機を救うために、妃の弟橘姫命が身代わりに身を投げられましたが、そのとき懐妊していた妃は、波間に消える前に霊魂は老蘇の森に留まって女人安産を守ると言い残したといわれている。千葉県の袖ヶ浦、木更津などの地名は日本武尊が弟橘姫を偲んだことに由来すると云われている。



奥石神社.jpg 奥石神社由緒.jpg


近江国一之宮 建部大社  大津市 


日本書紀には、『因(よ)りて功名(みな)を録(つた)へむとして、即ち武部(たけるべ)を定む。是歳(ことし)、天皇(すめらみこと)践祚(あまつひつぎしろしめしての)四十三年なり。』とある。


出雲風土記には、『而(しか)るに後に改めて健部(たけべ)と號(なづ)くる所以(ゆゑ)は、纏向(まきむく)の檜代(ひしろ)の宮に天(あめ)の下(した)知(し)らしめしい天皇(すめらみこと)、勅して、「朕(あ)が御子(みこ)、倭健(やまとたける)の命(みこと)の御名(みな)を忘れじ」と宣(の)り給(たま)ひて、健部を定め給ひき。』とある。


建部大社は,景行天皇が皇子である日本武尊の功績を残すために奉斎する体制が作られたのが始まりのようだ。


建部大社の境内は本殿「日本武尊」権殿「大己貴命」が祀られている周りを景行天皇、皇后をはじめ、小説 「白鳥の王子ヤマトタケル」黒岩重吾著の中で活躍する武彦、武日、料理の上手な七掬脛、弓の名手美濃の弟彦に乳近之稲置、田子之稲置、石占横立などの忠臣が日本武尊を慕っているのと同じように、建部大社でも日本武尊を護るように祀られていて、とても身近に感じられる。


建部大社境内図1.jpg 建部大社境内図2.jpg


各社参拝をすませたメンバーは、神社へ参拝すると御朱印をもらっているので社務所に立ち寄って朱印を戴いていた。併し一人は朱印帳を忘れてきたようだ。その後、大鳥居の前で待ち合わせをしていたRBRの乳深さんと合流して、暫しRBRのお客さんも交えて歓談して、道路状況など情報交換をした後次回は一緒にツーリングをする話がまとまり、其々に帰途に就き、我々は高速道で岐阜をめざした。


建部大社.jpg


帰りの名神高速は、多賀あたりから激しく雪が降り瞬く間に道が白くなり始めたが、途中で降りる事も停まることもできない高速道・・・でも後ろの二人は同じペースで走って来る・・・。雪が小降りになったので、息抜きを兼ねて伊吹のPAで一度停まり、全面に雪が張り付いている二人と少々雑談をして岐阜羽島を目指し、南店到着後は、其々にサビの素?を取り除くため直ちに洗車を始め今回のツーリングは無事に終わった。



伊吹PA.jpg


近日中にメンバーのブログもUPされると思う



次回は、日本武尊ゆかりの地として三重県をボンネビルで訪ねようか、NC700Xの積載力を大幅にUPさせてロングツーリングを楽しめるNWJC仕様が出来上がったので、キャンプも楽しみながら日本武尊征西の九州を訪ねようか迷っている。



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