ツーリングライダーとしてバイクを楽しみ、バイク屋として蓄積した独自のノウハウを活かして、工業製品もしくは物流商品として扱われているバイクを、価値ある「趣味の道具」として楽しむために、ノースウイングJCというバイク屋の拘りと独りのツーリングライダーの目線から感じたことや思うことを綴ります。

バイク三昧 安曇野を訪ねる

先週は、能登へスクランブラーを走らせ、今週末の12日は、安曇野の春をR100RTで訪ねることにした。

 

安曇の春.jpg

 

昨年の秋、北アルプスの雪景色と紅葉がまっさかりで綺麗だからと、R100GS/PDを楽しんでいる、安曇野のT氏からツーリングに誘っていただいたが、天候やその他諸々の事情により尋ねることが出来なかった。しかし、今回は、安曇野の、春の素晴らしい風景を見逃すことなく、訪ねることが出来た。

 

今回、安曇野の案内を引き受けてくださったT氏は、BMW R100GS/PDを20数年乗り続け、安曇野の地を愛し、安曇野の風景に溶け込むようなバイクライフを送っている方である。


 

安曇野で食べ物と云えばリンゴが思い浮かぶが、この季節はわさび農園も見どころのよう。観光地は敬遠したいところだったが、広大な農園一面にワサビ の花が咲いているのはこの季節とのこと。このわさび農園を訪れるのは、20数年前に、谷名さん、イーハトーブの万澤さん達と訪れて以来であった。

 

わさび農園.jpg

 

わ さび農園の水は、北アルプスからの湧水で、場所によって味が違うことや、安曇野はもともと海人族が住み着いた地であること等を散策しながらT氏に説明をし ていただいた。また、天候にも恵まれ、観光客が少なかったことも幸いして、のんびりとした時間を過ごすことが出来た。その後、食事を済ませてから、安曇野 と北アルプスが一望できる素晴らしいポイントへと案内していただいた。

 

北アルプスの展望.jpg

 

安曇野を眼下に眺めながら、安曇が語源とされる海人族が、北九州の志賀島一帯から全国に移住した、有力な本拠地の一つであることなどを説明していただきました。日本の古代を時々一緒に訪ね歩く、いつものメンバーにもなじみのある人物は、日本書紀や日本書紀などを基として古代を解りやすく、読みやすく書いてある、小説「天の川の太陽」などにも登場する安曇比羅夫であり、穂高神社に祭られているとのことで、参拝することになった。

 

安曇比羅夫.jpg

 

T 氏の案内は、地理や歴史など安曇野に精通して、とても分かりやすく、まさに安曇野マイスターであると実感した。次回は、水田に北アルプスが映り込む時期に 訊ねることにして、穂高神社からサラダ街道まで先導していただいて、奈川渡ダムから木祖村経由で、ワインディングを楽しみ帰路に就いた。

 

それぞれのバイクライフ

 

いつものメンバーの中にも、トライアンフやHONDAの他に、新しいBMWから旧いBMWに乗り換えて、R80GS・R100GS/PD・R100RS・R100CS・R100Rなど、BMWのOHVモデルを所有している人が多く、OHVクラブとして楽しんでいる。

 

アルプスサラダ街道.jpg

 

その理由は、新しいBMWに比べて、旧型のOHVモデルの方が、日本の道を心地よく楽しむには、最適だと思うという声が多い。楽しみ方は人其々だが、ツーリングを楽しむうえで、バイクのスペックや装備に関係なく、ライダーとの相性が程良いところにあるように思う。

 

T氏のR100GS/PDと一緒に、80年代のBMWのOHVをそれぞれに楽しむ予定だったが、私一人だけが、R100RTで参加することになった。

 

村 田さんは、CB1100からGL1800に乗り換えて、車重やコンディションに違和感があり、気持ちが萎えていたK氏と、GL1800を持て余しているH 氏のことが気になっていた様で、R100RSの予定をGL1800に変更して、同じGL1800に乗る二人を誘って3台のGL1800でツーリングに出掛 けることにしたようだ。

 

穂高神社.jpg

 

Naka さんとKさんは、同じくR80GSとR100GS/PDを走らせる予定だったが、NAKAさんは、スクリーンの取り付け位置などフェアリング効果をチェッ クするために、スクランブラーを走らせることにしたようだ。高速道では、ドンドンと先行して走ったり、ノンビリ走ったり、写真を撮ったり、GL1800に 比べると250クラスに見える程コンパクトなスクランブラーを思うがままに走らせて楽しんでいた。

 

Naka さん.jpg

 

K さんは、雑用の為1時間遅れで走り始めて、ファイナルレシオをはじめ、足回りのセッティングを変更したスクランブラーの乗り心地を試すために、安曇野まで 高速を一気に走り、僅かな遅れで、T氏との合流時間には到着していた。スクランブラーに乗る二人は、一般道から高速道までスクランブラーの心地よい走りを 満喫していた。

 

私のR100RTは、暫し三か月の冬眠から目覚めさせて、恒例の田んぼ巡りタンデムツーリングに出掛けるために、各 部をチェックして走らせた。エンジンオイルを交換して、走り始めたR100RTは、エンジンも重く眠そうだったが、安曇野に着くころには、すっかり目覚め たようで、いつもの心地よいエンジン音を奏でていた。信濃の春も能登と同じようにトラクターや耕耘機が動いていたから、田んぼに水が入るころには、方々を 訪ねたいと思う。

 

南アルプス.jpg

 

心地好さは、バイクのコンディションから始まる

 

それぞれに、心地良く走り続ける為には、コンディションが整っていることが大切なのだが、"こんなもの"として本来の性能を発揮させていない車両が多いのは残念なことだ。

 

新旧に関わらず、エンジン本体をはじめ、機械的に調整を必要とするところが、もっとも重要となるが、そのことを理解できる人も少なく、お座なりにする場合が多く、その重要性を体感できるチャンスのある人は、皆無に近いのが現実である。

 

ワインディング.jpg

 

バ イクのコンディションにおいての問題点として、最近のインジェクション仕様の場合、テスターで診断した結果に問題がなくても、エンジンコンディションは云 うまでも無く、空気圧が低い、アライメントが狂っている、ペダルやレバーの位置がシックリこない、アクセルを開けた時の滑らかさがないから渋滞時には半ク ラッチを頻繁に使う等、誰にでもわかる事から、バイク屋でも気付かず判らない事まで、感覚的に違和感があればトータルバランスが整っていない事となる。

 

但し、乗り手がバイクに合わせていくことが必要となることもあるが、それはバイクならではの、乗り手とバイクの一体感によるトータルバランスだと云える。

 

GL1800を心地よく楽しむために

 

村 田さんが、気にしていたK氏のGL1800も、エンジンコンディションが整っていない状態では、低速域では、頻繁に半クラッチが必要で、車重400kg超 はストレスで、気持ちも萎えていたようだ。コンディションを整えたら、まるで別物のような違いがあるとのこと。体感重量は突如として軽くなり、低速域でも 半クラッチを必要とすることも無くなり、軽快感と安定感を得たようで、帰りのワインディングでは心地よい走りを楽しまれて、巨大なGL1800が身近な存 在になったようだ。

 

K氏のコーナーリング.jpg

 

一 方、H氏のほうは、30数年ぶりのリターンライダーで、T氏の先導で安曇野と北アルプスを一望できる眺めのよいポイントへ向かう途中では、GLの巨体を持 て余し気味で、気を抜くとオーバーランしかけることが多かったようで、後ろからH氏の走りを見守るNakaさんとKさんは、ヒヤヒヤしながら、アクセル ワークやブレーキングポイントなど、気づいた点をアドバイスしていたようだ。

 

オーバーラン.jpg

 

GoldWing 適齢期、真只中の村田さんは、所有しているカブ110からGL1800まで数台のバイクを通勤に使うことが多く、GLも通勤快速として使っているようだ。 同じGLオーナーとして、心地よく楽しむために、彼の経験からH氏をトレッキングごっこに誘っていたようだから、近々一緒にトレッキングごっこへ出かける ようだ。

 

また、GoldWingに乗っている人たちと共にGoldWingをより楽しむ為に、交流を活発にしたいとのことでもある から、GoldWingのメンテナンス ポイントなども含み、日本の道を心地よく楽しめるGoldWingの魅力を味わってきたバイク屋として、何なりと お手伝いしたいと思う次第である。



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