ツーリングライダーとしてバイクを楽しみ、バイク屋として蓄積した独自のノウハウを活かして、工業製品もしくは物流商品として扱われているバイクを、価値ある「趣味の道具」として楽しむために、ノースウイングJCというバイク屋の拘りと独りのツーリングライダーの目線から感じたことや思うことを綴ります。

カブ110NWJCコンプリートを楽しむ −ヤマトタケルノミコト伝説を訪ねて 山梨県編 その1−

Bigバイクでは路面状況などを考えると躊躇するこの季節でも、気軽にツーリングを楽しめるカブ110に乗って、山梨方面の日本武尊伝説を訪ね歩いてきた。今回のツーリングは、Nakaさんと村田さんの二人も参加してカブ110プロNWJCコンプリートでツーリングを共に楽しんできた。

→バイクは健康療具『2015年 素敵なバイクライフを求めて』

ツーリングルート ガーミン

神話や古代史を訪ね歩くには、記紀をはじめそれらに関連した読書は必須だと思う。予備知識も無く観光地を娯楽的に楽しむ感覚では、何の変哲も無いと思える景色や小さな祠などを訪ねても、イメージするものがないと、つまらないコトに思えるだろう。

神話や伝承の場合、唯物的な観点から見れば専門的な知識も必要となり難しい事だろうが、物語のあらすじがある程度分かって唯心的な観点から訪ね歩けば、想像力も膨らみ古代の煌きを感覚的に垣間見て楽しむ事が出来ると思う。

それはバイクライフを楽しむ事でも同じことが云えると思う。スペックやブランド云々で所有欲を満たして楽しむか、或いはスペックやブランドに関わらず、速さより心地良さを五官で体感して楽しむか、と云う違いのようなものである。

ツーリングデータ造りとナビ

ヤマトタケルノミコト伝説は、九州から東北まで広い範囲に残っている。記紀には載っていない伝承やゆかりの地は、地名や神社の由緒などにも残されている。バイクで走り繋いで訊ねてみると、季節感や其々の土地の空気に触れて、征西や東征の道筋など色々なものが垣間見えるようだから面白いものだ。

ガーミン

古事記によるヤマトタケルノミコトの道筋は、尾張・上総を経て蝦夷に至り、帰路は相模の足柄峠から甲斐國酒折宮へ立ち寄り、信濃倉野之坂を経て尾張に至ったとある。

読書などにより集めた資料は、伝承地などを訪ね歩くためのツーリングデータとして使えるよう準備して、ルートを検討することも楽しい事であり、バイク三昧を満喫する上でも重要な事である。

アトラス

大雑把なルートは地図を使い、目的地の詳細はガーミンのナビを併用している。ナビはガーミンとアトラスを使い分けている。アトラスのレーダー付ナビも魅力だが、マップルの地図には載っていな記紀・出雲神話などを訪ね歩く時は今一つ使い勝手が悪いように思う。

1月24日 山梨へ

山梨県は記紀にも記載されている酒折宮をはじめ、日本武尊が植えたと伝えられている日本三大桜の一つに挙げられている山高神代桜など、多くの伝承地が存在している。その中からいくつかを訪ねることにした。

岐阜から山梨県へ入るルートとして静岡県か長野県からとなるが、長野県や静岡県にも1日では周りきれないほど多くのヤマトタケルノミコト伝説があり、春先には長野(信濃)を訪ねたいと思う。今回は諏訪経由で山梨県へ向かうことにした。

NWJC南店⇒R21⇒R19⇒R256と走り、R256の清内路峠に差し掛かるあたりから寒さが厳しく、雪も無く凍結した路面はとても滑りやすい状況だった。トンネル手前の温度計はマイナス5℃を表示していた。この先大丈夫かな・・・と思ったが、Nakaさんと村田さんは楽しそう・・・。

東征から凱旋された道筋の一部は、駒ヶ根 大御食神社⇒神坂神社⇒神坂峠となるようだ。

逆にたどると、中津川から神坂峠⇒神坂神社⇒大御食神社となるが、神坂峠と神坂神社は以前訪ねているから、中津川R19⇒R256⇒R153⇒県道18から少し入った駒ヶ根の大御食神社から訪ねることにした。

大御食神社  長野県駒ヶ根市赤穂

社伝の由緒によれば、日本武尊が東国征伐の還りに、赤須の里(駒ヶ根市赤穂)に立ち寄り、その時里の長・赤須彦は、日本武尊をもてなし「御食彦(みけつひこ)」の名を賜り、その後 御食彦は、日本武尊を祀り「大御食神社」を創建したとある。

一瞬の出来事で転倒!

大御食神社を出発して交通量の少ない県道18号抜ける予定だったが、県道18号の峠は凍結路面が解けてツルツルの最悪状態。車もスリップしながら登っているのを見て、ソロソロと登り始めたが暫くすると・・いきなり転倒してしまった。後ろを振り向くとNakaさんも転倒していた。カブを起こそうとするが、足元が滑って立つこともままならない路面状況だった。圧雪路面なら余裕で登れるのだが・・・、凍結路面対策にチェーンを準備しなかったことが悔やまれる。

→Nakaさんのブログ『今年初のロングツーリングをカブ110プロNWJCコンプリートで楽しむ 』

横積みにしたトップケースのお陰で、車体は全く無キズだったのが救いである。また、トップケースは横積みで良かったことが確認できた、というか実証してしまったようだ。軽量のカブだから体へのダメージも無く、転倒した時の感覚を笑い事の様に語り、ルートを変更することにした。

塩尻にも日本武尊に由来する矢彦神社があるが、この時期の日没は5時過ぎだから先を急ぎ次の機会としてR153⇒県道19⇒県道50⇒R20で諏訪湖の東へショートカットできる道を選んだ。

ショートカットに選んだ県道50にある有賀峠を越えることが出来るのか少し不安だったが行く事にした。峠の下りは案の定凍結路面となっているところもあったが、北側のため溶けている感じも無く、茅野市街に近いことも有り、融雪剤がタップリと撒いてあり舗装路面が出ていたので、無事に下ることが出来た。

富士見町R20⇒県道17へ入り、八ヶ岳を眺めながら北野天神社をめざす。日陰は凍結したところも多く慎重にカブを走らせる。

北野天神社 北杜市小淵沢町

915年、付近が大八幡庄といわれて頃に字天神森に日本武尊を祀り『山宮天神』と称していたとある。北野天神社へ参拝して次の建岡神社を目指す。

建岡神社 北杜市長坂町

中央道長坂ICからすぐのところにある建岡神社は、ヤマトタケルノミコト東征の際に神を祀る為に建てられそうだ。諏訪の神とヤマトタケルノミコトは何等かの関係があるのか、諏訪の神は尊を幾度となく助けているところが興味深い。

参拝を終えてヤマトタケルノミコトが植えたと云われる神代桜を目指すが、日没となり辺りは薄暗くなったので、春先に再度尋ねることにして、明日の朝一番で訪ねる酒折宮の近くにあるビジネスホテルへ向かうことにした。

カブでは、距離や時間を稼ぎだす高速道は使えないが、この季節でものんびり淡々と走り続ける面白さは距離や時間に関らず、長閑な気持ちで走り続けることができるころに魅力があると改めて思う。共に淡々と走り続けたNakaさん、村田さん達もご満悦の様子。

本日24日の走行距離は約330Km。

→その2はこちらから



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