ツーリングライダーとしてバイクを楽しみ、バイク屋として蓄積した独自のノウハウを活かして、工業製品もしくは物流商品として扱われているバイクを、価値ある「趣味の道具」として楽しむために、ノースウイングJCというバイク屋の拘りと独りのツーリングライダーの目線から感じたことや思うことを綴ります。

カブ110NWJCコンプリートを楽しむ −ヤマトタケルノミコト伝説を訪ねて 山梨県編 その2−

本日1月25日は、酒折宮から始まり山梨岡神社⇒黒戸奈神社⇒諏訪神社⇒大月の御嶽神社⇒美和神社⇒芦川の知人宅へ立ち寄り、最後は竹田八幡神社を訊ねてR19経由で岐阜を目指す予定だが、路面凍結も気になるので、日没前にはR20の塩尻峠を越えたいと思う。

酒折宮(さかおりのみや) 甲府市酒折

記紀にも記載されている酒折宮。東征の際、叔母君の倭比売命より、剣と火打嚢を授かり、駿河で火攻めに合った折に草薙剣(熱田神宮の御神体)で草を薙ぎ払い、火打嚢の口を開き、向え火打って難を逃れた。その「火打嚢」を御神体として祀ったのが酒折宮の起源と伝えられている。また、尊の詠まれた歌に火を焚く老翁が応えて歌を返したことにより、連歌発祥の地と云われている。

山梨岡神社 山梨市下石森

酒折宮を出てから、塩山在住の哲也へ電話を入れ、次の目的地である山梨岡神社で合流することになった。日本武尊が勧請したと云われる山梨岡神社へ参拝して、本殿の東にある日本武尊が腰かけたという御腰掛石を見学してから哲也を暫く待つが現われない。

電話を入れると山梨岡神社で待っていると云う、甲斐国山梨郡の地名で山梨県の県名発祥の地となったと云われる山梨岡神社がすぐ近くにあり、我々がいる山梨岡神社は地元では呼び名が違うようだ。

次の合流ポイントは甲斐武田氏の菩提寺である恵林寺の前にあるコンビニということだったが、その手前のコンビニ附近で哲也と合流することが出来た。Nakaさんと村田さんも顔見知りだからコンビニで暫し談笑して、CB1100に乗る哲也の先導で黒戸奈神社へと向かった。

黒戸奈神社  山梨市牧丘町倉科

社伝によると、ヤマトタケルノミコト東征の際、当国鎮護のため宮殿を造営したとある。

黒戸奈神社より15Kmほど先に大嶽山那賀都神社がある。奥宮もヤマトタケルノミコトゆかりの神社だが、奥宮は徒歩となるようなので予定には入れていない。

黒戸奈神社からR20へ向かう道は、塩山と石和を一望できる哲也お勧めのルートを案内してもらった。

CB1100の後ろをカブ110が3台連なる風変わりな一団となって走って行く。R20手前の信号をカブは大月を目指して左折、CB1100に乗るお父さんは、仕事で渡米する末娘の買い物の為、手を振りながら右折して行く。

諏訪神社  甲州市大和町初鹿野

甲斐大和駅の少し手前に諏訪神社がある。ヤマトタケルノミコトが杖にしたものが発芽して朴の木になったという伝承があると云うが・・・・・・。

神社前にある案内板には

本殿の裏にある神木の朴の木は、二千数百年を経たと云われており、幹は幾度か枯れては根本から発芽し、現在に至っている。この朴の木は、日本武尊がこの地に憩った折り、杖にしたものが発芽したものと伝承されている。古来からこの神木を疎(おろそ)かにすると、不詳の事件が起きると信じられているので、神意に逆らわないようにしている。平成元年三月 大和村教育委員会・・・とあるから怪奇な事件があったようだ。さわらぬ神に祟り無しだから早々に退散することに、クワバラ クワバラ・・・・・。

しかし社伝には、信濃国諏訪社国体にして建御名方命を祭り、命此地に巡狩ありける・・・・・・・・・・・・朴の枝を逆さに地に指入置賜うに枝葉栄えて今に存す、拾抱計にして繁茂す、神木と号し杉の木八抱計りにして同所日向か宮と称す。とある。

朴の木は諏訪の神『建御名方命』が植えて、神木は杉となっている。境内右側にある東屋は、杉の大木の切株を蔽うように建っていた。案内板と社伝の違いには違和感が残る。

御嶽神社  大月市七保町葛野

R20は信号も少なく流れは意外に速い、車の後ろについて淡々と走り大月に到着。大月は御嶽神社が数多くあるが、ヤマトタケルノミコトゆかりの一社を訪ねた。

伝承は日本武尊が御東征の御帰還、百蔵山に登り下山されたところ厳しい風雨にて、暫らく滞られた地が現在地で、そこは一面の葛の原であった。里人は尊の御趾を慕ひ社を建立して崇敬の誠を捧げたと云う。

山の中腹にある神社の石段は登る事が躊躇われるほど急だった。裏道がありそうだったので迂回してみたが、雪が解けた凍結路面では登れそうにない。諦めて石段を登る事にした。参拝を終えて笛吹市へ・・・。

R20⇒県道38・34⇒県道311を快走して笛吹市の美和神社へ到着。

美和神社 笛吹市御坂町二之宮

社記によれば、景行天皇の御宇日本武尊の命にて甲斐国造塩海足尼が大和の大三輪明神より勧請するとある。

河口湖と御坂町にまたがる御坂峠の御坂はヤマトタケルノミコトが東征の際に超えたことに由来するとある。参拝を終えて、御坂から芦川村へ抜ける鳥坂峠を越えて知人宅へ向かう道すがら、美和神社があるのも御坂町だから、尊と古からの縁について想像力が膨らむ。

峠へ差し掛かる登坂車線を一気に登るつもりだったが、3速では車速が一気に下がる急勾配のため、2速へシフトダウンして延々と登り続ける。頂上にあるトンネル付近の九十九折れでは凍結が気になる。凍結の為に登りきる事が無理なら引き返して後日訪ねようと思いながら登り続けた。

九十九折れが始まると日陰は残雪が凍結していたが、それを避けながら舗装路面を捉えて慎重に登って行く。トンネルを抜けると南側の下りは凍結も無く、無事到着することが出来た。

この季節にカブに乗って突然の訪問は失礼かと思ったが、その昔バイクで痛めた事に起因するのか足の具合が悪いとの事だったので、少し刺激を・・・と思い訪ねた次第である。30分ほど談笑して韮崎にある武田八幡宮を目指して走り始めた。

県道305⇒県道36⇒R358⇒県道29・12と走るが、県道36の道路脇には残雪もあり路面も濡れていたので慎重に走り、R358から県道29・12は快走して武田八幡宮へ到着。日没が迫っている。

武田八幡宮  韮崎市神山町北宮地

社記によれば、弘仁13(822)年勅命により土地の神、武田王の祠廟に九州宇佐八幡を勧請し併祀して創建されたという。

武田王は日本武尊の御子で武田村の桜の御所でこの土地を治められた。武田の地名の由来は武田王が御所を設けられたことに由来する。また、甲斐武田氏発祥の地と云われている。

正面にある石鳥居は石垣があるため両側へ回り込む不思議な形をしているが、神社は鳥居から先にある参道は、ご祭神への不敬にならないよう真正面(正中)は避けて歩くのが作法である。

帰路は日没後の木曽街道を走る

参拝をすませてR20へ向かう途中、橋のたもとでは富士山が見えた。橋を渡り富士山をカメラに収めて再び走り始める。R20⇒R19⇒R21のルートでNorthWingJC南店を目指す。

塩尻峠を日没前に越えることは出来ず、峠の温度表示は0℃、下りは−3℃という表示が出ていた。トラックも結構ハイペースで流れているので、塩尻から土岐市へ向かうルートは信号も少なく、カブなら快走という快感速度で走れたが、常時この先凍結注意の掲示板があり、外気温度は常時0℃から−3℃で暖かい所で2℃という状況だった。

今回取り付けたカブ用の大型ナックルガードは、ハンドルカバーに比べると防寒性は劣るが、転倒など万が一の場合にも腕の動きを妨げることも無く、ブレーキをロックするレバーも操作しやすく防風性もあり、グリップヒーターを併用することで手の冷えは全く無く、オッサンライダーには必須アイテムである。

ナックルガード

初っ端に凍結路面にて超低速で転倒したことで、凍結路面は慎重に丁寧なアクセルワークを意識して、全員が無事に走ることが出来たのは何よりである。

Bigバイクに比べれば速度は知れているが、夜間の一般道はトラックでも意外にハイペースで流れているので、カブとはいえアクセルを全開にできる爽快感は格別である。

Nakaさん・村田さんの二人も、真冬の全走行距離770Kmを心地よく楽しむ事が出来たようだ。また、路面凍結も有るこの季節に、カブ110プロNWJCコンプリートならではの手軽さで気負うことなくツーリングを楽しみ、まさに日本の四季をカブ110プロNWJCコンプリートで走る魅力を改めて実感したとのこと。

この季節ならではのカブツーリングを楽しみ、バイク三昧を楽しむバイク屋のバイクライフが今年も幕を開けた。バイク屋のバイクライフを活かして、素適なバイクライフを応援できればと思う次第である。

→その1はこちらから



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