ツーリングライダーとしてバイクを楽しみ、バイク屋として蓄積した独自のノウハウを活かして、工業製品もしくは物流商品として扱われているバイクを、価値ある「趣味の道具」として楽しむために、ノースウイングJCというバイク屋の拘りと独りのツーリングライダーの目線から感じたことや思うことを綴ります。

トライアンフ ボンネビルT100を楽しむ その2【東北編】

岩手一関から秋田の横手へ


R342号で一関から秋田の横手を目指した。H20年岩手宮城内陸地震は栗駒山近くを震源としてR342号は広範囲にわたって地震に見舞われた地域であり、自然の猛威が至る所で生々しく残っていた。標高が上がるとキャブ車は少しずつエンジンが重くなってくるが、こんな時最新のインジェクション仕様をうらやましく思う。


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トライアンフ ボンネビルT100を楽しむ その1【東北編】

'05キャブ仕様のT100を駆って


2005年は、ボンネビルT100で「前九年後三年の役」の史跡を訪ねた。今年は、その一部の史跡を大雑把に辿るルートを中心に、思いつきと気ままさで寄り道もしながら、今回は05年式のボンネビルT100キャブ仕様で昨年よりは少し余裕を持って東北を周ることにした。


昨年はタイガー800にて


昨年は時間的に余裕が無く、タイガー800を駆って十和田湖を目的地として、とても慌ただしい東北ツーリングだった。時間に追われながらのツーリングでもタイガー800はツアラーとして懐の深さを発揮して大いに満足のできるツーリングとなった。


1.タイガー環状列石.jpg


岐阜-長野間は、東海北陸道各務原IC〜長野道豊田飯山ICの往復約500Kmは高速道を利用した。飯山から北へは青森県の十三湖を最北として一般国道と県道を繋いで約2,000Kmを走り、トータル2,500Kmのツーリングを楽しんできた。



2.ルート.jpg


今年、最初で最後のキャンプツーリングにトライアンフ・ボンネビルで参加

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トライアンフでツーリングを愉しんでいる、旧くからのメンバーより「トライアンフだけで11月中頃キャンプツーリングに行きましょう」と誘いがありました。トライアンフのみでは・・・という気持ちもありましたが、トライアンフを楽しんでいるいつものメンバーは、オンツーリングも林道ツーリングもOKで、何台も乗り継ぎバイクを永く愉しんでいる人達なので、バイク屋のオヤジというより、一人のツーリングライダーとして参加できることが何よりです。
いつものパターンですが、其々が目的地を目指して自由に走る、いつものスタイルは気兼ねなく楽しめるのが魅力。でも、給油や休憩ポイントは似たような処となるので、マスに成りやすいですが気楽です。

NO-01.jpg



トライアンフ ボンネビルを楽しんで10年 その3 「T100はインジェクションModelとなった」

3代目のボンネビルT100 はエンジ色にしました。08モデルよりインジェクション化に伴いタンクが少しふっくらとしてスタイリングについては賛否両論のようだが、ニーグリップの感触は良くなったと思う。インジェクションにも賛否両論色々な意見もあるようだが、ボンネのインジェクションはキャブに近いフィーリングで違和感無くトルクが一回り太い感じで使いやすくなった。エンジンには必須の基本のメンテナンスを行う事で更に扱いやすくなるし、インジェクション化に伴いスピードに乗りやすくなった。初代ボンネビルからの鉄リムは低速域では安定感を与え、高速ではある速度域から車体がグッと重くなり、これ以上のスピードは・・・・・と危険信号が出されて人にやさしい一台だと思う。モダンクラシックでそれなりの走りを求めるのであればスラクストンのアルミリムは軽量化に伴いブレーキ性能や立ち上がり、コーナーリング時等に於いて乗り味の違いを如実に顕していると思う。

初代・2代目と問題点を少しずつクリアにしながら3代目となったT100は少しずつ快適になりはじめたが、足回りの問題はリアーサスの交換とフロントはオイルの油面やプリロードのみでは問題解決が難しいのでWPと相談した結果。フロントスプリングを色々とトライすることとなった。フロントスプリングには色々な意見がありシングルレートの方が高性能であるというようなことを何かで見たが、決してそうだとは思わない。特定のクローズドコース等ではシングルレートも良いと思うが、フィールドを広げてあらゆる条件の中を楽しむにはマルチレートの方がベストだと思いWPと共同で試行錯誤を繰り返してきた結果、コーナーリング時やブレーキング時等にしなやかで接地感を体感できて、路面変化からの不意に来るアノ嫌な突き上げを解消することができるフロントスプリングを準備できた。フロントスプリングを交換することで路面への追従性が大幅にあがり結果としてフロントブレーキの効きも良くなった。WPのリアーサスもNWJCオリジナルとして試行錯誤した結果程良いところに落ち着いた。WPのショックは40φと容量があるので積載量が増えた状態でのタンデムでも何ら不具合を感じる事が無く楽しめる仕様に仕上がってきた。

14.WPフロントサス.jpg
14.WP・T100用フロントスプリング.jpg
14.WP・T100用Rサス.jpg



トライアンフ ボンネビルを楽しんで10年 その2 「T100が900になって登場」

排気量が60ccほど上がったボンネが発売になったので車輌を二代目のボンネビルT100に変えた。
カラーは白/オレンジにした。排気量UPの効果は大きく800の車両に比べて走りは大きく変化した。ギア比の変更や各部の見直しで少しは良くなった気がしたが、走りが少し良くなった程度でシートや足回り等はあまり変わり映えがしないと感じた。少しは何らかの進化を期待したが・・・・・・・・。ボンネは、長距離ツーリングを走る為に荷物を簡単に積載できるBMWの様な仕様は考えにくいが、体感性能の良さを味わいながら長距離でのパッキングを容易にして荷物等の積載を簡単にできる様、大型リアーキャリアにアルミ製パニアケースの着脱が簡単できるフィッテイングKitの試作を初代ボンネのころから試行錯誤していましたが、積載量がUPするとサスの容量不足?で例の問題が露呈して少し高い速度域では快適に走れない!という問題をどの様に解決できるか、ボンネを走らせながら色々と検討する事も愉しい事でした。

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