ツーリングライダーとしてバイクを楽しみ、バイク屋として蓄積した独自のノウハウを活かして、工業製品もしくは物流商品として扱われているバイクを、価値ある「趣味の道具」として楽しむために、ノースウイングJCというバイク屋の拘りと独りのツーリングライダーの目線から感じたことや思うことを綴ります。

バイクのメンテナンスと体のメンテナンス「症状と原因」

数年前のことでしたが、XR230を駆って仲間達と林道へトレッキングを楽しみに行った帰り道、お恥かしい話ですが、ユックリと走ることで気の緩みからわき見運転で、道を外れて転落したことがあります。

幸いにも転落したときバイクと絡んで落ちたのですが、私は転ぶこともなく無傷で立っていました。その場は、皆に引き上げてもらい無事帰宅しました。



その後2日ほど過ぎた朝、腕の痛みで目が覚めた。右腕の付け根が痛くて全く上らず、箸をもってご飯を食べることも出来ず腕を挙げようとすると腕の付け根のところに激痛がはしり、何が起きたのだろうと唖然としました。

その日はRSAの足立さんとウエアーの打ち合わせがあったので、車のウインカーも出せないほどの痛みがありましたが出かけました。トレッキングやOHVツーリングを一緒に楽しんでいるバイク仲間で東洋医学者であり、療術師の「氣太浪さん」と偶然出会い、之幸いと無礼を承知で腕が上らないことを伝え診てもらいました。


BMW F800GSを駆って、久しぶりの林道ツーリング

8月最初の日曜日は、実に10ケ月ぶりの林道となりました。昨年の10月に左腕の筋を痛めてONツーリングはそれなりにプラプラと出かけていましたが、BigOffでのツーリングには、少し痛みが残っていましたから不安もあり躊躇していました。ここでまた痛めてしまってはスタッフや仲間から「大丈夫ですか?」と声を掛けられると同時に、このオヤジはまったく懲りない奴だ!の視線も浴びる事となる。気に留める事も無くやり過ごせるが、体が思い通りにならぬ事は情けなくなってしまう。

この日は、飛騨の某所でトレッキングごっこを予定している飛騨のメンバーと合流して目的地へ向かった。メンバーはF800GSが4台とトレッキングごっこメンバーが7人で11人。参加者の中にトレッキングごっこ初心者が2人ほど一緒だったので、午前中はのんびりと初心者と共に、F800GSをメンバーのGASGASパンペーラと交換してトレッキングごっこを楽しんだ。

目的地へ集合.jpg トレッキングごっこ.jpg




CB400SB レビュー

HONDA CB400SBは、技ありの逸品

梅雨の合間の天気の良い日に、何となく試乗車のCB400SBに乗りたくなり、信号も
少なくワインディングで景色の良いところへブラリと120Km程乗りに行きました。マ
ルチの400に乗るのは久しぶりで、十数年ツーリングでも乗ったことがありませんでし
た。


シングルのCB400SSは非力でも軽快なシングルの鼓動感でノンビリとおおらかな気分にしてくれるので100Km前後のブラリには好んで乗っています。マルチのCB400は下のトルクが細く、VTECの切り替わりに不快感を覚え、高回転でも一谷超えたあたりからしか力強さが無く、せせこましい気がするので永らく敬遠していました。

併し現行のCB400SBはそんな過去の先入観を見事に払拭してくれました。やはり、ライダーの目
線とメカニックの感性を持たなければ単なる物流業者で、バイク屋とは言えないことを改
めて思いました。


市街地を抜け出して、柿畑の中を通り抜けて登りのワインディングで回転を上げながら加速してみると、VTECの切り替わるところを感じることなく滑らかに回転が上がり始める。ノーマルマフラーの排気音とエンジン音が心地好い。


まず驚いたことは、低速域の粘りがマルチの400とは思えない。REVOの威力か2000回転も廻っていれば6速で流れにのって走れる事は違和感とでも言うのでしょうか。本当にこのCB400SBは400なのか?ボアUPでも施してあるかのような力強さを感じながら、HONDAの素晴らしい技術で作り上げられた現行のCB400SBを、過去からの先入観と400ccというスペックに惑わされていたことを悟りました。






トライアンフ ボンネビルT100&スクランブラーで能登へ その4

バイク屋として、独りのライダーとして

バイク屋が自らツーリングを楽しみバイクを楽しみ、何時ものツーリング仲間との情報交換を繰り返しながら、楽しめそうで気になるバイクを煮詰める時のワクワク感は何時までも失いたくはありません。

スクランブラーやT100等TriumphモダンクラシックにSTDのメンテナンスを施すことにより見えてくる素性の良さ(スペック的な事ではありません)や、サイズの良さを活かして、仕上げていく過程はとても楽しいものです。ライダーの目線とメカニックの感性が融合して出来上がって育っていく、NWJCオリジナルは我が子のように可愛いものです。

?その4.JPG

トライアンフ ボンネビルT100&スクランブラーで能登へ その3

いつものメンバーの後日談

小藤さん 
テストには、何回か参加しているが、ペースが上がると仕様の違いがここまで違うとは・・・・。僕のWPは何時頃カナ・・・?STDの足では、特にフロントの不意の突き上げは、気を抜けない曲者!という感じがフロントをWPに交換することで解消されたことは嬉しいが、リアサスの物足らなさを思い知らされた。併しこのエンジンの鼓動感は下道ツーリングでは特に楽しいし、スクランブラーに乗っている面白さがたまらない。また、サイズも最高とスクランブラーにベタ惚れ。後日WPを装着してのGWツーリングはご機嫌で、フラフラ在り、ガンガン在りで、東濃方面の棚田とワインデイングを一日中走り周り、スクランブラー最高!!を連発。

自分でメンテナンスを行い、乗り味などの変化を楽しみ、そんな変化や面白さのポイントをユーザーへ情報提供する事は、楽しむための提案となる。情報交換をしながらの気楽でマイペースツーリングは僕の理想のツーリングスタイルですが、何時ものバイク仲間と走るツーリングは格別に楽しいです・・・。とのことでした。

?小藤さん.JPG

明君
林道はヤラレタ・・。と思ったが、その後のショーは最高に楽しく、仕様の違いが挙動の違い、ラインの違いフォームの違いとモダンクラシックの操る面白さを観て楽しみました。

WPサスに仕様変更してあるT100は、ワインデイングでは素早く切り返し、高速コーナーは以前よりはるかにハイペースでバンク角も小さく安定している。前を走るスクランブラーにも、うかうかしていると置いていかれそうになるくらい今回はハイペースだと思った。ペースが上がり小藤さんのライデイングフォームが変わった時、ある意味小藤さんも楽しんでいたと思います。でも随分とお疲れの様子でした。


今回使用したBMW K100LTは、旧いとはいえ、日本の道を高速も下道も楽しめる僕のお気に入りです。特にこの2バルブは低速が良く高速も回すとスムーズに吹きあがり、バイクに乗っているという充実感が味わえるのはスクランブラーやボンネT100等と同様に最高です。最新のモデルのようにスピード感の無い車両は少し怖い気がしますが、このLTは程よい速度で流す時の体感フィーリングが最高です。次回は同じ機種で参加したい・・・とのことでした。

?明さん.JPG



江崎さん 
カメラ等の荷物を少し積んで走ってみて、以前とは比べ物にならないくらい安定したと思います。僕なりのペースで走っていましたが、小藤さんが遅れ始めたのをミラーで確認した時に、遅れたのではなくペースを落としたと思っていましたが、荒れた路面で大きく孕むのがミラーに映った時、サスが違うからだと実感しました。

併し、自分としてはそんなに走っている感じもなく以前と比べて少し安定感が出たかな・・・。という程度に思っていましたが、小藤さんの孕み方は尋常じゃ無いし、こんなにも違うのかと実感しました。

STDフロントサスの不意を突いたような突き上げは、以前からとても不快でしたし同じスクランブラー仲間やボンネの人達に聞いても、不安だし不快だねと、異口同音でしたが、WPフロントサスに交換するとまるで別物となり旋回中は、フロントタイヤの接地感まで伝わってくるような安心感は格別です。

余裕が産まれてくると走っている風景もまた違うもののように見えてくるし、スクランブラーの鼓動感がまた格別に感じられるのは僕だけじゃ無いと思うヨ。

後日、前後にWPサスを装着しているスクランブラーと走った時、ある程度速度が上がってくると不安定になり始める僕のスクランブラーとは明らかに安定感の違うスクランブラーを観て、何故カナ〜?と思ってしまいました。きっと小藤さんも同じことを思いながら走っていたと思います。

STDサスのころは、荷物を積んだ時にハンドルが振れ出す速度はかなり低い速度からでしたが、サスを変更することで、安定感が違ってきましたから、明らかにサスの差が快適さの違いだと実感しています。前後WPを装着したスクランブラーに自重が0.1tを超えるライダーが荷物を積んで軽快に高速を流す姿を後ろから眺めていると、WPサスは純正とほぼ同等の価格ですが、金額以上に比べようも無い、とんでもない差があることを実感しています。次回は予算を立てて迷わずお勧めに従います。とのことでした。


?江崎さん.JPG


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