ツーリングライダーとしてバイクを楽しみ、バイク屋として蓄積した独自のノウハウを活かして、工業製品もしくは物流商品として扱われているバイクを、価値ある「趣味の道具」として楽しむために、ノースウイングJCというバイク屋の拘りと独りのツーリングライダーの目線から感じたことや思うことを綴ります。

トライアンフ ボンネビルT100&スクランブラーで能登へ その4

バイク屋として、独りのライダーとして

バイク屋が自らツーリングを楽しみバイクを楽しみ、何時ものツーリング仲間との情報交換を繰り返しながら、楽しめそうで気になるバイクを煮詰める時のワクワク感は何時までも失いたくはありません。

スクランブラーやT100等TriumphモダンクラシックにSTDのメンテナンスを施すことにより見えてくる素性の良さ(スペック的な事ではありません)や、サイズの良さを活かして、仕上げていく過程はとても楽しいものです。ライダーの目線とメカニックの感性が融合して出来上がって育っていく、NWJCオリジナルは我が子のように可愛いものです。

?その4.JPG

トライアンフ ボンネビルT100&スクランブラーで能登へ その3

いつものメンバーの後日談

小藤さん 
テストには、何回か参加しているが、ペースが上がると仕様の違いがここまで違うとは・・・・。僕のWPは何時頃カナ・・・?STDの足では、特にフロントの不意の突き上げは、気を抜けない曲者!という感じがフロントをWPに交換することで解消されたことは嬉しいが、リアサスの物足らなさを思い知らされた。併しこのエンジンの鼓動感は下道ツーリングでは特に楽しいし、スクランブラーに乗っている面白さがたまらない。また、サイズも最高とスクランブラーにベタ惚れ。後日WPを装着してのGWツーリングはご機嫌で、フラフラ在り、ガンガン在りで、東濃方面の棚田とワインデイングを一日中走り周り、スクランブラー最高!!を連発。

自分でメンテナンスを行い、乗り味などの変化を楽しみ、そんな変化や面白さのポイントをユーザーへ情報提供する事は、楽しむための提案となる。情報交換をしながらの気楽でマイペースツーリングは僕の理想のツーリングスタイルですが、何時ものバイク仲間と走るツーリングは格別に楽しいです・・・。とのことでした。

?小藤さん.JPG

明君
林道はヤラレタ・・。と思ったが、その後のショーは最高に楽しく、仕様の違いが挙動の違い、ラインの違いフォームの違いとモダンクラシックの操る面白さを観て楽しみました。

WPサスに仕様変更してあるT100は、ワインデイングでは素早く切り返し、高速コーナーは以前よりはるかにハイペースでバンク角も小さく安定している。前を走るスクランブラーにも、うかうかしていると置いていかれそうになるくらい今回はハイペースだと思った。ペースが上がり小藤さんのライデイングフォームが変わった時、ある意味小藤さんも楽しんでいたと思います。でも随分とお疲れの様子でした。


今回使用したBMW K100LTは、旧いとはいえ、日本の道を高速も下道も楽しめる僕のお気に入りです。特にこの2バルブは低速が良く高速も回すとスムーズに吹きあがり、バイクに乗っているという充実感が味わえるのはスクランブラーやボンネT100等と同様に最高です。最新のモデルのようにスピード感の無い車両は少し怖い気がしますが、このLTは程よい速度で流す時の体感フィーリングが最高です。次回は同じ機種で参加したい・・・とのことでした。

?明さん.JPG



江崎さん 
カメラ等の荷物を少し積んで走ってみて、以前とは比べ物にならないくらい安定したと思います。僕なりのペースで走っていましたが、小藤さんが遅れ始めたのをミラーで確認した時に、遅れたのではなくペースを落としたと思っていましたが、荒れた路面で大きく孕むのがミラーに映った時、サスが違うからだと実感しました。

併し、自分としてはそんなに走っている感じもなく以前と比べて少し安定感が出たかな・・・。という程度に思っていましたが、小藤さんの孕み方は尋常じゃ無いし、こんなにも違うのかと実感しました。

STDフロントサスの不意を突いたような突き上げは、以前からとても不快でしたし同じスクランブラー仲間やボンネの人達に聞いても、不安だし不快だねと、異口同音でしたが、WPフロントサスに交換するとまるで別物となり旋回中は、フロントタイヤの接地感まで伝わってくるような安心感は格別です。

余裕が産まれてくると走っている風景もまた違うもののように見えてくるし、スクランブラーの鼓動感がまた格別に感じられるのは僕だけじゃ無いと思うヨ。

後日、前後にWPサスを装着しているスクランブラーと走った時、ある程度速度が上がってくると不安定になり始める僕のスクランブラーとは明らかに安定感の違うスクランブラーを観て、何故カナ〜?と思ってしまいました。きっと小藤さんも同じことを思いながら走っていたと思います。

STDサスのころは、荷物を積んだ時にハンドルが振れ出す速度はかなり低い速度からでしたが、サスを変更することで、安定感が違ってきましたから、明らかにサスの差が快適さの違いだと実感しています。前後WPを装着したスクランブラーに自重が0.1tを超えるライダーが荷物を積んで軽快に高速を流す姿を後ろから眺めていると、WPサスは純正とほぼ同等の価格ですが、金額以上に比べようも無い、とんでもない差があることを実感しています。次回は予算を立てて迷わずお勧めに従います。とのことでした。


?江崎さん.JPG

トライアンフ ボンネビルT100&スクランブラーで能登へ その2

今回のツーリングは、T100&スクランブラー用WPサスの最終チェックが目的です。

小藤さんはフロントのみWPを装着したスクランブラー、江崎さんはフロントをWPでリアはビッチューボを組み込んでいます。明君はK100LTでトランスポーター?で参加、僕は前後WPサス装着のT100で参加しています。

T100のWPサスはNWJCオリジナルです。初期の試作タイプより初期作動の滑らかさを求めてバンプ側の設定を少し変更して、先週の九州方面ツーリング時には左右にダールのパニアケースを装着してリアキャリアにも荷物を積んで1,800Km程走り、今回の能登はタンクバッグのみの軽装で臨んでいます。ツーリングモデルはサーキットなどのスポーツ&レーシングとは一線を画して、一般道では良い意味での適当さを大切にして、可もなく不可もない曖昧さで所謂万能な高性能が重要だと考えています。勿論タイヤなども、ライフに加えドライ・ウエット・ダートも含んでいますから同様であると考えています。

Triumph T100&スクランブラーで能登へ その2 ?その2.JPG



山桜を見に行こうか?という提案に全員OK!!途中少しダートがあり、K100LTに乗った明君が悪戦苦闘しながら、つづら折れを上っているのが下のほうに見えていました。オット危ない!!を繰り返しながら皆と合流した時には、安堵感とLTを選んだ後悔の念が溢れていた。


併しワインデイングに入ると旧式とはいえ2バルブのLTは如何なく威力を発揮して、先行する僕のT100に江っちゃんのスクランブラーが続き、少しずつ遅れ始めた小藤ちゃんのスクランブラーは道幅をいっぱいに使いながら暴れるスクランブラーをナダメ、アヤシながら走るさまを鑑賞?更にペースが上がると江っちゃんのスクランブラーが少しずつご機嫌斜めになり始める。

鉄リムで慣性重量が大きくバネ下が大きいことはサスへの負担も大きくなり始める。WPサスとはダンパー容量の差なのか先行するT100とは挙動が全く違ってくる。

小藤チャンのスクランブラーはライデイングフォームも変わり、かなり本気モードに突入、ブレーキングも少しずつハードになってくる。

そんな光景を余裕で鑑賞しながら明君のBMW K100LTが最後尾を走ってくる。


Triumph T100&スクランブラーで能登へ その2 ?その2.JPG Triumph T100&スクランブラーで能登へ その2 ?その2.JPG

トライアンフ ボンネビルT100スクランブラーで能登へ その1

4月25日(日曜日)東海北陸道、蛭ガ野SAへ夜8:00に全員集合
メンバーはバイクショップ可児の小藤さん、カメラマンの江崎さん、NWJCメカニックの明君と僕の4人です。

1,000円で能登道の入口まで走り、七尾周辺の安いビジネスで一泊。NWJCは月曜日が定休日です。月曜日の高速料金は通常ですから夜の内に移動して朝から能登を走る、休日ツーリングのパターンです。

昨年の10月に左腕の筋を伸ばして、暫らくバイクに乗れなかったのですが、今年は雪も多く天候不順でシーズンの始まりが遅れたので、無理することなく養生ができ、先週の九州方面へのツーリングで得た感触は、ほぼベストコンデションにもどっていると思っています。

Triumph T100&スクランブラーで能登へ ?その1.JPG

Triumph T100&スクランブラーで能登へ ?その1.JPG





能登は少し道を選べば色々と愉しめる道が一杯です。アップダウンのワインデイングを楽しみ、少しダートを走って両側に海が見え山には山桜が咲いている処や田植えが始まった田園風景を眺め、珠洲では歴史と文化に触れ、帰り道では砺波平野の屋敷林が最高に美しく見える季節の中を走り、五箇山越えでは道の両側に多くの残雪を眺めたりと、そんな風景の中、800Kmほど楽しんできました。


Triumph T100&スクランブラーで能登へ ?その1.JPG

Triumph T100&スクランブラーで能登へ ?その1.JPG

Triumph T100&スクランブラーで能登へ ?その1.JPG

お箸とライディング

日本人の食生活で必需品であるお箸は、一番身近な道具の一つです。使い慣れた道具は、自分の体の延長となり微妙な感覚を伝えるセンサーとなりますが、初めてお箸を手にする子供たちは上手く操る事が出来ず悪戦苦闘を繰り返し、挟む、混ぜる、切る、刺す事は言葉や文字では伝えにくい。感覚『コツ』を五官で感じ取り微妙な感覚で滑るモノ固いモノ軟らかいモノ等を箸という道具がセンサーとして機能しはじめ、食事を楽しみながら箸を巧みに操ることを身に着けていく過程は、バイクのライディングととてもよく似ていると思う。


バイクも同様に様々な条件下で使い慣らしながら、自分のための価値ある一台に仕上げるメンテナンス等を施し基本に忠実なライディングを繰り返しながら使い慣れる、状態が変化すればそれまでの体の習慣がずらされることとなり、道具と使う人は不可分の関係であるがバイクに対するこだわりは、自分の身をもって接する道具であるから自分の体の延長となるものでもあるが、初心者の多くの人達は、道具を扱う最低条件の免許証を取得し、バイクという所謂ブランド商品のように、ブランドという標が消費されるようなモノとの関係となる。


雑誌やインターネットなどで得たスペック等の情報が、道具を理解したと錯覚をしているようであるが、お箸のように使い慣れた道具が、微妙な感覚を伝えるセンサーとなるが、判る人は僅かしかいないように思う。


例えば、半クラッチは自動車学校での教習において必要な項目ですが、不安定な状態を補う操作でもあるが、問題は無意識に半クラッチを使ってしまい、エンジンの調子や状態を感じ取ることが出来なくなり当然その車両の特性は分からないということです。
頭では理解していても体がバイクからの情報を感知しなければ、無意識に半クラッチで全てに対応する悪い癖となり、ライディングの面白さである操る歓びは満たされないでしょう。しかし、ゆっくりと歩くような速度で丁寧なアクセル操作を繰り返すことで、無意識に半クラッチという操作は、刷新されます。


ブレーキ操作もアクセル操作と同様に丁寧にユックリと歩くような速度で安定と不安定の境を繰り返すことでブレーキングのテクニックではなく、感覚的にブレーキングの『コツ』が解りはじめる奥深さを体感できる。


初心者向けに様々なライディングスクールが開催されていますが、車輌取り扱い説明会のようなお粗末なものから、かなり高度なものまで様々のようですが。その多くは、型に嵌りマネ方を反復する事が出来ると錯覚して、反復練習の『慣れ』が出来るであり、『練習した事』は出来ると錯覚しているのが実情ではありませんか?


子供の頃の積み木遊びや、ブランコなど安定と不安定の繰り返しが楽しむことそのものです。バイクを操り安定と不安定を繰り返す面白さは、文字や言葉では言い顕せない奥深さがあり、ライディングの操る歓びでもあると考えています。


サイト内検索

カレンダー

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< August 2018 >>

最新の記事一覧

注目キーワード

カテゴリー

アーカイブ

エンジョイバイク

ノースウイングJCをBike Lifeの基地として、Bikeを楽しんでいる仲間たちで作成しています。

メンバーコラム

ノースウイングJCのスタッフと仲間が、バイクについて語ります。

メンテナンス

ノースウイングJC実践の「真のメンテナンス」情報をお届けします。

オリジナルパーツ

快適なバイクライフのためにノースウイングJCが開発した、オリジナルパーツとオリジナルアイテムです。

店舗案内

ノースウイングJC南店

  • 営業時間:9:00〜20:00
  • 定休日:月曜日、第二日曜日
  • 岐阜市宇佐東町13-16
  • 058-272-8963

ノースウイングJC北店

  • 営業時間:9:00〜20:00
  • 定休日:月曜日、第二日曜日
  • 岐阜市上土居1-6-1
  • 058-294-4421

リンク

その他

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM