ツーリングライダーとしてバイクを楽しみ、バイク屋として蓄積した独自のノウハウを活かして、工業製品もしくは物流商品として扱われているバイクを、価値ある「趣味の道具」として楽しむために、ノースウイングJCというバイク屋の拘りと独りのツーリングライダーの目線から感じたことや思うことを綴ります。

今年もツーリング三昧の日々を・・・

速さより心地良さで走り続ける楽しさ

 

単気筒CBR250Rが発売された年の秋、久々に250に乗って北海道へツーリングに出掛けた。大型バイクのゆとりあるパワーに慣れきった感覚からバイクを走らせる事の楽しさ、操る事の面白さを忘れていたように思えた。

 

日本の道路事情の中では、有り余るパワーをフルに使うことのできないもどかしさのようなモノは何時もあったが、それが何かということは、朧げにしか分らなかった。併し、最新の単気筒CBR250Rをロングツーリングで走らせる事により、ゆとりや有り余るパワーによる速さよりバイクとの一体感を持って一生懸命走らせている、乗っている、操っているという充実感があってこそ、走り続ける楽しさがあることに気づいた、というよりは忘れていたようだ。

 

氷柱.jpg

 

それ以来「速さより心地良さで走り続ける楽しさ」をバイク屋として提案できればと、強く思うようになった次第である。カブ110NWJCコンプリートを企画したのは、排気量や車格、ブランドなどに拘ることなく、気負いや衒いを持たず、無邪気にバイクライフを満喫できるライダーとしての目線からである。

 

古代への道 -日本神話を訪ねる-

ツーリングの楽しみ方も十人十色ですから、情報誌などで得た情報を元に風景やモノを求めて訪ね歩き、情報を処理するかのようにポイントを目指して、通過点としての記録をスタンプなどに留め、ポイントとポイントを線で繋ぎ、時間と距離を積み重ねるツーリングも一つのスタイルだと思う。

私の一つのツーリングスタイルは、歴史小説やそれに関する参考文献などを読み、その時代を現代の地図に置き換えて辿る道は、何ら変哲も無い田畑の風景であっても歴史の煌きに触れたとき、フッとアクセルを緩めたくなる。

バイクならではの季節感や想像力は、見えている風景をとても素敵な情景へと変化させていく。そんなツーリングスタイルをご紹介して往きたいと思います。


日本神話を訪ねる
神楽.jpg


ツーリングで山陰方面の海沿いを走れば、子供の頃に母やおばあさんから絵本で読んでもらった「因幡の白兎」や、大きな袋を担いだ「大黒様」のお話など遠い昔話を思い出す。白兎海岸や出雲大社などをはじめ日本は神話の国。とおい昔の話をいつかバイクで訪ね歩いてみたいと常々思っていました。


高等小学校修身書 巻一.JPG 参考書籍:古事記や日本書紀その他の本

バイクのメンテナンスと体のメンテナンス「症状と原因」

数年前のことでしたが、XR230を駆って仲間達と林道へトレッキングを楽しみに行った帰り道、お恥かしい話ですが、ユックリと走ることで気の緩みからわき見運転で、道を外れて転落したことがあります。

幸いにも転落したときバイクと絡んで落ちたのですが、私は転ぶこともなく無傷で立っていました。その場は、皆に引き上げてもらい無事帰宅しました。



その後2日ほど過ぎた朝、腕の痛みで目が覚めた。右腕の付け根が痛くて全く上らず、箸をもってご飯を食べることも出来ず腕を挙げようとすると腕の付け根のところに激痛がはしり、何が起きたのだろうと唖然としました。

その日はRSAの足立さんとウエアーの打ち合わせがあったので、車のウインカーも出せないほどの痛みがありましたが出かけました。トレッキングやOHVツーリングを一緒に楽しんでいるバイク仲間で東洋医学者であり、療術師の「氣太浪さん」と偶然出会い、之幸いと無礼を承知で腕が上らないことを伝え診てもらいました。


BMW F800GSを駆って、久しぶりの林道ツーリング

8月最初の日曜日は、実に10ケ月ぶりの林道となりました。昨年の10月に左腕の筋を痛めてONツーリングはそれなりにプラプラと出かけていましたが、BigOffでのツーリングには、少し痛みが残っていましたから不安もあり躊躇していました。ここでまた痛めてしまってはスタッフや仲間から「大丈夫ですか?」と声を掛けられると同時に、このオヤジはまったく懲りない奴だ!の視線も浴びる事となる。気に留める事も無くやり過ごせるが、体が思い通りにならぬ事は情けなくなってしまう。

この日は、飛騨の某所でトレッキングごっこを予定している飛騨のメンバーと合流して目的地へ向かった。メンバーはF800GSが4台とトレッキングごっこメンバーが7人で11人。参加者の中にトレッキングごっこ初心者が2人ほど一緒だったので、午前中はのんびりと初心者と共に、F800GSをメンバーのGASGASパンペーラと交換してトレッキングごっこを楽しんだ。

目的地へ集合.jpg トレッキングごっこ.jpg




お箸とライディング

日本人の食生活で必需品であるお箸は、一番身近な道具の一つです。使い慣れた道具は、自分の体の延長となり微妙な感覚を伝えるセンサーとなりますが、初めてお箸を手にする子供たちは上手く操る事が出来ず悪戦苦闘を繰り返し、挟む、混ぜる、切る、刺す事は言葉や文字では伝えにくい。感覚『コツ』を五官で感じ取り微妙な感覚で滑るモノ固いモノ軟らかいモノ等を箸という道具がセンサーとして機能しはじめ、食事を楽しみながら箸を巧みに操ることを身に着けていく過程は、バイクのライディングととてもよく似ていると思う。


バイクも同様に様々な条件下で使い慣らしながら、自分のための価値ある一台に仕上げるメンテナンス等を施し基本に忠実なライディングを繰り返しながら使い慣れる、状態が変化すればそれまでの体の習慣がずらされることとなり、道具と使う人は不可分の関係であるがバイクに対するこだわりは、自分の身をもって接する道具であるから自分の体の延長となるものでもあるが、初心者の多くの人達は、道具を扱う最低条件の免許証を取得し、バイクという所謂ブランド商品のように、ブランドという標が消費されるようなモノとの関係となる。


雑誌やインターネットなどで得たスペック等の情報が、道具を理解したと錯覚をしているようであるが、お箸のように使い慣れた道具が、微妙な感覚を伝えるセンサーとなるが、判る人は僅かしかいないように思う。


例えば、半クラッチは自動車学校での教習において必要な項目ですが、不安定な状態を補う操作でもあるが、問題は無意識に半クラッチを使ってしまい、エンジンの調子や状態を感じ取ることが出来なくなり当然その車両の特性は分からないということです。
頭では理解していても体がバイクからの情報を感知しなければ、無意識に半クラッチで全てに対応する悪い癖となり、ライディングの面白さである操る歓びは満たされないでしょう。しかし、ゆっくりと歩くような速度で丁寧なアクセル操作を繰り返すことで、無意識に半クラッチという操作は、刷新されます。


ブレーキ操作もアクセル操作と同様に丁寧にユックリと歩くような速度で安定と不安定の境を繰り返すことでブレーキングのテクニックではなく、感覚的にブレーキングの『コツ』が解りはじめる奥深さを体感できる。


初心者向けに様々なライディングスクールが開催されていますが、車輌取り扱い説明会のようなお粗末なものから、かなり高度なものまで様々のようですが。その多くは、型に嵌りマネ方を反復する事が出来ると錯覚して、反復練習の『慣れ』が出来るであり、『練習した事』は出来ると錯覚しているのが実情ではありませんか?


子供の頃の積み木遊びや、ブランコなど安定と不安定の繰り返しが楽しむことそのものです。バイクを操り安定と不安定を繰り返す面白さは、文字や言葉では言い顕せない奥深さがあり、ライディングの操る歓びでもあると考えています。


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